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患者さま一人ひとりに合わせて、分かりやすい説明を心がけています
アレルギーを中心に、皮膚科全般の知識を積んできました。薬の塗り方や保湿の仕方などできる限り分かりやすく説明し、季節の影響で起こる肌の変化も加味して症状の改善を目指していきます。
医師として力を入れて学んできたこと
アレルギーの難しいところも含めて、興味を持ち勉強しつづけています
私が医師になった時は研修医という制度はなく、卒業とともにどこの科に進むか決める必要がありました。皮膚科を選んだ理由は、手術などの外科的治療と内科的治療のどちらも行えると考えたからです。医師になってからはアレルギーを中心に取り組み、皮膚の症状に幅広く対応してきました。
アレルギーは現在でも原因が分からない部分が多くあります。また、新しいアレルギーも見つかっています。そういった中でアレルギーの原因を見つけることができた時、患者さまにも喜んでもらえますし、私自身も「そうだったのか」と思えることがやりがいへとつながっています。難しいことも多々ありますが、それも含めて興味を持って取り組める分野です。
診療で心がけていること
薬の塗り方など、できる限り分かりやすく説明することを心がけています
小さいお子さまから高齢の患者さままで来院されますから、それぞれの患者さまに合わせて分かりやすく説明するように心がけています。また、お子さまの皮膚症状の場合、家での対処は親御さまにしていただくことが多いため、スタッフがお子さまを見ていることで、親御さまが落ち着いて説明を聞くことができるようにしています。
特に塗り薬は使い方が難しいため、どれくらいの量を出してどのように塗るかといった説明をします。再診時にはどれくらい改善されたかを診て「薬の量を少し増やしてください」など、より改善が目指せるように使い方を説明しています。また、季節によって皮膚の状態は異なりますから、それも加味して保湿の仕方などもお話ししています。
患者さまの要望も取り入れた診療
シミでお悩みの患者さまのため、フォトフェイシャルを始めました
「シミの治療していないの？」「シミに対応してくれていたら良いのに」とおっしゃる患者さまがいらっしゃり、お悩みを解消する手助けをしてあげられたらという気持ちでフォトフェイシャルを導入しました。美容皮膚科に力を入れているわけではなく、「普段通っている皮膚科で対応してほしい」という患者さまの要望にお応えする形で行っています。
院内のデザインについて
絵を飾ったり音楽を流したりして、リラックスして過ごせる空間にしています
女性の患者さまが多いということもあり、院内は白とピンクを基調としています。ご覧になった方が和んでいただければと思い、壁にはさまざまな絵を飾り、時々掛け替えています。ほかにも、クラシックのバロック音楽を流しています。私自身、病院に掛かる時は緊張してしまうので、リラックスして過ごしていただける工夫をしています。
当クリニックの看護師は開業当初から、受付スタッフは10年ほど勤めています。定期的に通院されている患者さまを覚えており、きっちりした対応を心がける一方、フランクな会話などで来院しやすい雰囲気を作ってくれます。業務になれていることもあり、診療もスムーズにできていると感じます。
待ち時間について
院外から待ち状況を確認できるシステムを導入しています
来院して診療の順番を取った後は、院外で自由に過ごしていただけます。待ち状況はスマホやパソコンからアイチケット広場で確認することができます。なお、キャンセルなどがあり待ち時間が急に短くなるケースもありますので、余裕を持って戻っていただけるようにお願いしています。このシステムを導入したことで受付スタッフに余裕ができ、お一人おひとりによりていねいな対応ができるようになりました。